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こんなはずじゃなかったと、結婚後に後悔する人は少なくありません。
事実、日本では結婚した夫婦の3組に1組は離婚しているというデータもあります。
ですが、まだ離婚できる人の方が、離婚したいのにできない人よりも幸せなのではないでしょうか?
片親だと子供が可哀想と嘆かれてしまう離婚問題
離婚したいのにできない理由は、人それぞれ理由があるのかもしれません。
片親だと子供が可哀想、子供が大きくなるまでは離婚できないと思っている人もいるでしょう。
また世間体のために離婚ができないという人もいるかもしれません。
ですが、1番の理由はやはり経済的な理由によるところが大きいのではないでしょうか?
子供が小さければ、離婚後の親権は母親になる可能性が高くなります。
しかし母親は結婚や出産を機に正社員を辞めてパートで、夫の稼ぎだけでは足りない部分を補っているというのが一般的な日本家庭の形です。非正規社員から正社員になる道は険しく、さらに小さな子供を抱えている状態では絶望的です。
かといって、父親がキチンと子供の養育費を支払ってくれるのかというと、無責任にも支払わない父親がほとんどです。
そのため、シングルマザーの家庭は貧困化し、社会問題となっています。
このような現状を見ていたら、離婚をしたくても、とてもシングルマザーで子育てと仕事を両立できそうにない。
それなら、家庭内別居状態の方が全然マシ、そんなふうに考える女性は増えています。
ですが、家庭内別居も、決して子供にいい影響を与えるとは思えませんし、子供が大きくなってからの熟年離婚もいろいろと大変です。
家庭内別居から不倫へ進展していく方向性
家庭内別居とは、すでに夫婦間に恋愛感情は冷めきってしまい、経済的な事情や世間体などの理由から、離婚したいのに離婚ができない状況の事です。ですが、このような状況で起こりやすいのが不倫です。
お互いに恋愛感情がない訳ですから、妻や夫以外の相手に目が向いてしまうのは仕方がない事なのかもしれません。
ですが、家庭内別居でさらに不倫にまで行き着いてしまったら、家庭はもう崩壊寸前です。
お互いに好きな事をすればいいと、大人は割り切っているのかもしれませんが、そんな状態では子供が本当に可哀想ですよね。
親がそれぞれ不倫をしている、そんな環境で育った子供は、愛情を信用する事はできませんし、結婚願望を持つ事もないでしょう。
子供の成長に悪影響を与えるぐらいなら、家庭内別居より離婚の方がマシです。
離婚で1番に考えなければいけないのは、大人の事情よりも子供の事情だと言えるでしょう。